TOP > その他の山 > 鹿島山、大鈴山
2009年11月15日
日帰り


74.鹿島山
    (標高912m)

登山日 2009年11月15日
登山時間 和市登山口(国道473号線)⇒鹿島山山頂 (10:00⇒11:15/約1.25時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れのち曇り
短評 登山自体には特徴のない山
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
(Amazonへリンクします)



街路樹の木々が赤や黄色に変わり始めた頃、1000m級の山に登る今年少ないチャンスとして鹿島山、大鈴山に登ることにした。
これ以上遅れると、山どころか道路にもいつ雪が降り始めるか分からない。山登りの季節が終わってしまったんだと、本当に悲しくなる。

いつものように猿投グリーンロードから153号線を走って向かおうとしたのだが、なんと153号線に入る前から車の渋滞。紅葉前の香嵐渓へゆく人々だろう。日曜の朝とあって物凄いことになっていた。すっかり忘れていたのだが、まだ新聞などで報道される前からこの渋滞とは。さすが超観光地。

仕方がないので、遠回りになるが豊田市内を通って301号線を使って向かうことにした。
さすがにこの辺は混んではいなかったが、慣れない道の為結局登山口に辿り着く頃には10時になってしまった。

ちなみに今回の登山口「和市登山口」だが、以前登って大変な目に遭った「77.岩子谷山」とほぼ同じ場所である。駐車場はそのまま使え、鹿島山方面へは水路を挟んだ反対側にある。ちなみに登山ブームを裏付けるかのように、和市登山口の駐車場は既に満車であった。何とか邪魔にならぬように路肩に詰めていると、「今日何か祭りでもあるのか?」と地元の人に尋ねられた。

最初は杉林が続く。
前日までの長雨のせいか登山道が少し濡れている。滑らないように気をつけなければならない。斜面は比較的緩やかで、ウォーミングアップをしながら登るには最適だ。
空気が良い。
ここ最近、いや正確には2週間ぶりの山なのだが、なんだか随分久しぶりに山に入る気がする。山のおいしい空気が懐かしい。暗い杉林なので雰囲気は悪いが、緩やかな登りとおいしい空気を久しぶりに堪能できた。


登山口 心地良い登山道 最初はひたすら杉林


しばらくすると水場に着いた。
愛知の日帰り登山で、水場があるところはそれほど多くない。飲めるのかどうかちょっと疑わしかったのだが、飲んでみた。特に腹痛を起こさなかった所を見ると、問題はないようだ。味は、、、やはりアルプスの方が断然美味しい。
水場のすぐ上に神社がある。行きは素通りした。

神社の隣に正式な登山口がある。
山頂までは45分と書いてあるが、距離は1.5kmとなっている。時間が掛かる。つまり登りがきついってことだろう。
ここからも再び杉林の中を歩く。基本的に薄暗いが、時々日が差してくるのでそれほど気にはならない。ただし、傾斜は上がっている。これまでのようにテンポ良く上がれない。つづら道である。

1時間ほどして、稜線が見えてきて、登った所の左手に鹿島山の山頂を示すプレートがあった。
何ともあっけないのだが、とりあえず到着。


水場 神社の隣にある正式な登山口 鹿島山山頂




75.大鈴山
    (標高1011.5m)

登山日 2009年11月15日
登山時間 鹿島山⇒大鈴山山頂⇒和市登山口 (11:15⇒12:10⇒14:00/約4時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れのち曇り
短評 稜線歩きが気持ちいい。山頂からの景色はまずまず。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
管理人もこのガイドブックを片手に頑張って登ってます。
(Amazonへリンクします)


先程の和市登山口から登ってきた道と、稜線の交わる場所から鹿島山とは反対側に進む。その先が大鈴山になる。
ここからは稜線歩きが始まるわけだが、今日は何とも風が強い。寒気が流れ込んでいるらしいとは天気予報で言っていたが、それにしても山の稜線ってのはまともに風を受ける。少し木があるのが幸いだが、それにしても寒い。気温は9度。山歩きにはちょうどいいはずの音だが、この風のせいで体温がどんどん奪われてゆく。もたもたせずに先に進まなくては。

基本的に稜線歩きは快適ではある。先の登り一辺倒ではないし、時々景色も見られる。薄暗い杉林もなくなり、歩いていてもまずまず楽しめる場所だ。風さえなければ。

稜線らしく、登ったり下ったりする道が続く。高さはそれほどないのだが、結構急な斜面とかが現れて登り甲斐もある。逆に下りは結構気をつけなければならない。昨日までの雨で滑りやすくなっているのだ。

途中、お腹がすいて少しおにぎりを食べる。食べるとすぐに元気が出てくるのだから、山登りは面白い。
平山明神山へ向かう分かれ道を過ぎ、急な斜面を登りきると、大鈴山の山頂に到着した。鹿島山から約1時間。まずまず楽しめる道である。

山頂には結構人がいた。
これまで誰一人として会わなかったので、急に人に会って少しびっくりした。残りのおにぎりを食べていると、さらに次から次へと人がやってきた。全員中年のおじさんだから面白い。

山頂からの景色はまずまず。少し曇ってきたので残念ながら何ともパッとしない景色になってしまったが、晴れていれば中々のものだろうと思う。適当に休憩して戻ることにした。


鹿島山〜大鈴山間は稜線歩き 大鈴山山頂 景色はまずまず



本当ならば、渋滞などなく予定通り到着していれば、きょうはこのまま平山明神山も寄ってゆこうと思ったのだが、相棒の反対もあって今日はこのまま来た道を帰ることにした。ちょっと名残惜しいのだが。。

山頂直下の下りは結構しんどい。
雨で滑るようになっている上、急である。慎重に降りる。
稜線の風が強く、ウィンドブレーカーは必須ではあるが、何とか歩けるレベルではある。でも、葉っぱが散った木々、登山道に積もる落ち葉、強い風、暗い雲、まるで冬である。そう、下界では紅葉が始まっているが、山の上では既に冬なのである。寒いはずだ。

鹿島山を過ぎ、再び杉林を通り越して、神社に到着した。
帰りは時間があったので少し神社(池葉守護神社)にお参りしてみることにした。ここに大きな神木があって、何と周長は7.6m。とても立派である。


池葉守護神社 ご神木(周長7.6m)



駐車場に戻ると14時。
久しぶりにいい運動に放ったが、ちょっと物足りない気もする。
山に紅葉を期待してきたのだが、ちょっと遅かったと少し反省。





愛知の130山へ

TOPへ