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2009年10月24日
日帰り


62.天狗棚
    (標高1240m)

登山日 2009年10月24日
登山時間 面ノ木第一登山口⇒天狗棚山頂⇒登山口 (08:00⇒08:35⇒10:40/全行程約2.5時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 曇り
短評 尾根歩きが快適な山。展望はそれ程良くないが、楽しく歩ける。
難易度
おススメ度
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夏、そして初秋のアルプスシーズンが終わった為、再び地元愛知の山に向かうことにした。
手始めに選んだのが天狗棚。標高もそれなりにあり、紅葉も見れればと思ったのだ。

少し早目に家を出る。今回は相棒が行かないとのことで、初めての単独登山となる。
茶臼山高原道路を走り、面の木ICで降りる。するとすぐそこが面の木園地で、天狗棚登山口の入り口となる。8時、準備体操をして少し曇りがちの空のもと、登り始める。

天狗棚とは、その名の通り昔この辺りに天狗が住んでいたとう伝説からきているらしい。そして天狗棚の天狗と、碁盤石山の天狗が碁の勝負をし、碁盤石山の天狗が負けたことから怒って石の碁盤を持ち上げ、その傾いた石が碁盤石山の山頂にはあるらしい。いずれそちらも登るとして、今日はこの天狗棚である。

登山道入口には、「熊出没注意」、「低山でも遭難が発生するので十分注意を」等の看板が立てられている。
愛知の山で熊が出る確率はそれほど高くはないと思うが、遭難に関しては十分にあり得る。
アルプスなどの高山は特殊な立地な為、それだけで危険になるのだが、低山の場合は人が少ない為ルートが分かりにくく、道に迷うことがある。草木の背が高いことも理由にある。
いずれにせよどんな山でも舐めてかかると必ず後悔することになる。


面の木第一駐車場 登山口「熊に注意」 色付いた登山道



低山と言っても標高は1000mを超えており、さらに三河の奥深い場所なので山の雰囲気は十分だ。正直熊が出てもおかしくはない。熊よけの鈴は必須だ。
秋真っ盛り。黄色や赤に彩られた木々の間を歩く。少々登りになっているが、大したことはない。
15分で展望台への分岐点へ着く。そのまま右に曲がるとすぐに展望台に到着する。先着が2名いた。景色はそれなりにいい。曇りのせいでパッとしないのかもしれないが、悪くはないだろう。
来た道を戻り、分岐点を先程とは逆の方向に進み、山頂を目指す。少し登りが出始め、岩などもあるが基本的に歩きやすい。

8時半、天狗棚山頂に到着(1,240m)。あっけないほど早く着いた。
とりあえずそのまま奥へ進む。この先には「高地1200」なる場所があり、それを経由して駐車場まで周回コースで歩ける。再び歩き出す。
この天狗棚というコースは、尾根歩きができるいい山である。ブナの木も良く残っており、曇りながらも山歩きを楽しく感じられる。紅葉は少し遅いのか葉は少し散ってしまっているが、快適な山歩きである。

9時、1200高地への分岐点に到着。そのまま少し坂を登り、1200高地に到着。先程の先客2名がいた。この辺りは1,000m以上の山が続き、この名がついたようだ。ただし、ここからの展望はほとんどない。
少し休憩して、再び歩き出す。
先程の分岐点まで戻り、そのまま沢登りコース(周回できるコース)へ歩きだす。ここらもブナの木などが美しく、なかなか良い。

「今日は、一日山にいよう」

歩きながらふとそんな風に思った。


展望台から 天狗棚山頂(1240m) 紅葉が綺麗



しばらく杉林を歩き、林道に出る。先客2名もこちらのルートを来ていたようで、彼らに追いついた。ここでミスをしてしまったのだが、本来はそのまま林道を突っ切ってさらに進まなければならなかったのだが、先客2名につられて自分も林道を下ってしまった。
林道を歩いても歩いても、本来進まなければならない登山道入口が見つからず、しかもしばらくして林道が他の林道に合流した。こんな道路、地図にない。
林道にいるので遭難ではないが、自分の居場所が分からなくなってしまっている。

不安になってきたが進むしかないので、そのまま林道を下る。
しばらくして物凄く急なUの字のカーブに出る。
「あった!」
地図上に、林道でそれらしきカーブがある。そしてそこから登山道が伸びており、そこを進めば先の面の木園地に戻れる。コンパスなどで何度も確認してその登山道に入る。しばらくして「面の木」という看板を見つけた。良かった。

結局この登山道は、後に登る「井山の登山口」であったのだが、その時は全く気付かなかった。
どちらにしろ山は怖い。低山でも怖い。改めて思った。
それからは緩やかで、木々の美しい傾斜を登り続け、10時40分、何とか面の木駐車場に戻って来れた。良かった。良かった。


高地1200 間違えた林道 山歩きは楽しい








61.井山
    (標高1195m)

登山日 2009年10月24日
登山時間 面ノ木第一登山口⇒井山山頂⇒登山口 (10:40⇒11:00⇒11:15/全行程約35分)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 曇り
短評 面ノ木第一駐車場からの登山道は全て舗装有り。スニーカーで登れる。
難易度
おススメ度
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車で一息ついた後、すぐに隣にある井山に登ることにした。
天狗棚登山口とはちょうど反対側にある。アスファルトで舗装された入口から始まる。でも、正直これは登山というよりは、、、どうだろう観光地と言った方が良いかもしれない。車止めがあるので他の人も徒歩で来てはいるが、山頂まではすべて舗装され、距離もほんのわずかである。面の木からだったら、トレッキングシューズを履く必要はないだろう。

また大きな風車が3台立っており、何だか異様な感じがする。以前は牧場だったようで、山頂付近は芝となっている。でも景色はすごいかも。ほぼ360度景色が楽しめる。曇りだったのが残念だ。

駐車場まで往復30分足らず。面ノ木からでは正直、登山とは言えない。


ここから登る 井山山頂(1195m) 景色は良い





53.丸山
    (標高1160.7m)

登山日 2009年10月24日
登山時間 つぐ高原駐車場⇒丸山山頂⇒駐車場 (11:40⇒12:40⇒13:30/全行程約2時間)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 曇り
短評 ルートファイティングが必要。道なき道を登る。斜面も急。
難易度
おススメ度
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車内でおにぎりをかじりながら、次なる山「丸山」に向かった。
再び茶臼山高原道路に戻り、次のICである「折元」で下車、そのまま案内に従い道の駅「つぐ高原グリーンパーク」に車を止める。ここに車を置いて、道の駅とは反対側(少し戻る)にある、林道丸山線に入る。この先に丸山登山口があるらしい。

ほとんど車が通らない林道のようで、枝葉や木々が道にたくさん散乱している。人気もなく、今日は曇りなのでこの辺りから既に不気味な雰囲気がある。しかも今日は一人。

ひたすら舗装された林道を登る。道を間違えることはないが、いまいち気が乗らない。二人組の登山者とすれ違ったが、彼らも丸山に行ってきたのだろうか。
20分ほど登って、林道が少し膨らみ広くなった辺りに、赤いテープが巻いてある。良く見ると「丸山登山口」と書いてある。ここのようだ。


道の駅「つぐ高原グリーンパーク」 林道。アスファルトは見えない 丸山登山口



とはいえ、目の前は薄暗い杉林。でも仕方ない。行くしかない。
結構急である。しかも目印のテープが少なく、中には変色して見づらいものも多い。林道を抜けるとさらに登りが酷くなった。角度が上がって時折手を使わないと進めない。踏み跡もほとんど分からない。テープも途切れ途切れしかなく、非常に分かり辛い。
とにかく滑らないように慎重に登り、足もとと目印のテープを交互に探しながらゆっくり進む。

人気なんてまるでない。自分の独り言と、鳥の音、木々が擦れ合う音のみだ。不気味さも感じる。
時々、先に入った人の足跡(滑ったようなものが多い)があり、それを見つけて進むが、正直これほどルートファインディングが必要な山は初めてである。

壁のような斜面を道を間違えながら、というか道なき道を進みながらしばらくすると、ようやく傾斜が緩くなってきた。藪なんだか、木なんだか良く分からない道を、とにかく時々あるテープを頼りに進み、ようやく山頂らしき場所に到着した。というのも、これ以上登りがないのだ。
とはいえ、山頂に何も表示がない。
木々があちこちに茂り、視界が利かないので分からないが、とにかく看板を探すことにした。


赤いテープが命 急だし、踏み後がないし。。 どこかに登山道があります



12時40分、辛うじて草に囲まれたプレートと三角点を発見。一安心。
さて、それはさておき、もうこんな場所は早く去りたかったのですぐに下山にかかったのだが、帰り道が分からん。山頂近くになって道なき道を進み、三角点を探す為に、さらにあちこち歩いたので来た道がいまいち分からないのだ。

プチ遭難じゃん。。

まずいなあ、と思ったけど、まだお昼過ぎなので何とかなるはず。
地図とコンパスを眺め、とにかく真南に進めば何とかなりそうだったので、それを信じて再び道なき道を進む。


遭難って、本当に怖い。
自分が置かれている場所が分からないってのは、本当に恐怖である。周りを見てもまるで同じ景色に見える。登山道から眺める木々には癒しがあったとしても、このような場合の木々ってのは非常に恐ろしく映る。周りがすべて同じということは、方向感覚がなくなる。どうしようもない不安がこみ上げてくる。
まだ山が浅いのでいいが、もっと深刻な状況だったら気が狂うかもしれない。コンパスと地図は本当に本当に大切である。


とにかく南に進み、何とか赤いテープを発見できた。
そこからは再び慎重にテープを探しつつ、下山。下りももちろん急なので、ずるずると滑るように下った。
13時、ようやく登山口まで戻ってこれた。
よくここに戻れたもんだ、本気で思った。

帰りの林道で1人の男性に会った。話しかけると丸山に登るらしい。「気をつけて」、と声を掛けた。
苦行好き、プチ遭難を経験したい変わった人にはお薦めかも。でも、もう二度と行かない。


丸山山頂(1160.7m) 道が分からん。。プチ遭難。。 林道から。紅葉は奇麗!





67.内平
    (標高802.5m)

登山日 2009年10月24日
登山時間 清水登山口⇒内平山頂⇒登山口 (14:10⇒14:30⇒14:45/全行程約35分)
登山口までの移動手段 自家用車
天候 曇り
短評 登山口が見つけにくい。ルートファイティングが必要。登りも急。
難易度
おススメ度
「新・こんなに楽しい愛知の130山」

愛知の低山登山の決定版!低山だからと言ってあなどれない山々。
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駐車場に戻り休憩する。時計を見るとまだ14時前である。
頑張れば1時間程度の山ならまだ行けると思い、近くにあった内平に向かった。

茶臼山高原道路の入り口まで戻り、そこから153号線の方向へ向けて少しだけ進む。その右手辺りが清水という場所で、内平の入口らしいが、場所、登山口ともに非常に分かり辛い。
ぐるぐる色んな場所を走って、ようやく小学校の廃校を発見。近くに車を止め、そのまま登山口のあるだろう方向へ歩きだす。

違う。
登山口が見つからない。色んな場所を行ったり来たりしているのだが、一向に見つからない。
その時ふと林道脇にある寂れた木の看板を見つける。
「内平登山口」

薄くそのように書いてある。
「ここかい!」
正直行くのを躊躇ってしまうような登山口である。fでも仕方ない、行くぞ。気合を込めて草に埋もれた登山口に分け入る。


廃校。いい味出している 登山口を探して林道を歩く 登山口。。。



すぐに杉林になった。
暗い。
今日はずっと曇りで、すでに14時を過ぎているので、暗い。とにかく暗い。丸山よりはテープが辛うじて分かるのだが、それでも登りも急だし、道は分かり辛い。そして暗い。ああ、暗い。

こんな所誰か来るんだろうか。
そんな風に思いながら、暗い、暗い道を登ってゆく。先に丸山を経験しておいたので良かったが、天狗棚のすぐ後だったらかなりへこんでいたに違いない。それぐらい雰囲気も悪い。

20分ほどで山頂らしき場所に着いた。雰囲気で分かる。
プレートを発見。やっぱり登る人はいるんだ。何だか不思議である。
とは言え、ここも薄暗い。視界はゼロ。写真だけ撮って、とっとと下る。下りは走るように下れる。柔らかい山の土と、木々や葉がたくさんあるので、クッションになるのだ。
でも、そんなことはどうでもいい。早く戻りたい。


暗い登山道 道がない。。 内平山頂(802.5m)



車まで戻ると既に15時。もう今日はここまでである。
外は明るくても、山の中はもう薄暗い。季節は秋。これ以上は無理である。


天狗棚はなかなか良かった。これから山を始める人にもお勧めできる。
丸山はある意味個性的な山である。もう行かんが。

愛知の130山、面白いぞ。




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