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2009年6月27日
日帰り


36.八岳山
    (標高1140.1m)

登山日 2009年6月27日
登山時間 富山村登山口⇒八岳山頂 (09:30⇒12:00/下記袖山岳の山頂と合わせて往復約7時間
登山口までの移動手段 自家用車
天候 晴れ
短評 登りはとにかく厳しい坂が続く。東又峠から南下するコースはかなり荒れている。
難易度
おススメ度
※難易度とおススメ度は、下記の袖山岳と合わせたものの評価
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今回はいつもの相棒に加えて、大学時代の友人Nが一緒に行く事になった。3人ということで、遠くて難易度の高い山を選択する。
決まったのは、恐らく最も遠い場所になる「八岳山」。体力があれば隣にある「袖山岳」も一緒に縦走したい。この2つのコースで計6時間を目標にしたいが、どれぐらい掛かるのかは見当もつかない。

八岳山までは名古屋から3時間もかかるということで、朝の5時半に家を出る。友人をひろい、最近毎週走っている猿投グリーン道路、そして国道153号線を走る。今日はまだ時間が早いので車も少ない。いつもこれぐらいだと助かる。
国道153から420、257、473、そして151号線を走り、県道426号に入る。この時点で既に9時を回っており、富山村に到着したのは9時20分になった。遠い。。。

村を走る県道1号線沿いに村役場や消防署、そして富山林業センターがある。林業センターに駐車さてもらい、準備を済ますと9時半になっていた。いよいよ出発である。

登山口は1号線沿いにある階段。村役場の正面だから間違えることはない。
アスファルトの道を抜け、さらに階段を上ると熊野神社に出る。この神社の右横から本格的な登山道になる。ちなみにここに「熊が出ることがあるので注意を」との看板がある。熊・・・・。注意してても会っちゃったら、、、ねえ。。


八岳山登山口 熊野神社 熊?


道は意外にしっかりと整備されている。登山者が多いのか、よく踏み固められていて歩きやすい。「急な登り」という事だけを除けば。
とにかく最初から登りがきつかった。どうやら人よりも体力も持久力も無いようなのだから、あまりこのサイトの「きつい」という事は信用しない方がいいかもしれないが、とにかく最初から登りがひたすら続いた。

きつい登りを上がっている時は、あまり景色を見る余裕はないのだがこの八岳山というのは眺望と言う事においてはあまり期待しない方がいい。山頂こそ展望台があるが、この登り道ではほとんどないと言っていい。まあ、景色が良くっても、見る余裕はないのだが。

50分も歩くと少し平らになってきたのだが、すぐに「尾根への杉道」が始まった。
尾根に向って登るのだが、杉の林をひたすらジグザグに登るのである。そう、ただ登るのみ。ただただ坂を登るのみだ。
歩き出して1時間過ぎ、ようやく尾根に出る。尾根と言っても木々は茂って眺望はほとんどないのだが、それでも涼しい風が吹きぬける。ちょっと一休みにはちょうどいいかもしれない。


所々このような看板がある とにかく登り 尾根に出ると風が涼しかった


ちなみにこの尾根も長かった。風や時々木の隙間から見える景色はいいのだが、疲れが出始めているのか異様に長く感じる。ニギンジ、ハナノキアラシを過ぎ、だんだんと登りが増えてくる。それもかなり急な。
ガイドブックには山頂前の登りが急だ、と書いてあったのだが多分そのあたりに差し掛かっているのだろう。時刻は11時。登り始めて1時間半ほど経っている。昼ごはんを前に試練の時だ。

そう何度も「厳しい」と書いても言葉が軽くなってしまうのでこの程度にしておくが、山頂前の登りは本当に厳しい。道も岩場らしき場所もあったりと、いい意味で登り甲斐のある道だ。
そして12時ちょうど。ようやく山頂に到着した。


分かり辛いが結構厳しい登り 足場も悪くなってきた 八岳山山頂(1140.1m)



山頂のちょっと先に展望台が見える。その手前がちょっとした広場になっていたので、そこで昼食にした。生憎景色はあまり見えないが、気持ちよい日差しの下、登頂した達成感と共に食べるおにぎりはやはり美味しいものだ。

昼食後、展望台に登って見る。

「おお、きれいだ」

多分今日のハイライトになるであろう、この景色。佐久間湖やその先々の山々のよく見える。どんな綺麗な山の景色でも車で簡単に見ることができてしまう景色では、絶対にこれには勝てない。辛い思いをしてきて見る景色。最高の景色。疲れが吹き飛ぶ瞬間だ。


展望台で景色を楽しんだ後、まだ体力があったので次の山「袖山岳」に向う事にした。展望台のすぐ脇から進む事ができる。
一応縦走になるので、尾根を歩くことになる。風も涼しく、道も緑に覆われ綺麗で歩いても楽しい。


山頂付近。展望台と反射鏡が見える。 展望台から。佐久間湖が一望できる。 袖山岳への縦走。気持ちがいい。









37.袖山岳
    (標高1187m)

登山日 2009年6月27日
登山時間 東又峠⇒袖山岳山頂 (13:00⇒13:38/上記八岳山と合わせて往復約7時間
登山口までの移動手段 徒歩(八岳山からの縦走の為)
天候 晴れ
短評 登り道が直線の為、かなり急坂。山頂は景色なし。
難易度
おススメ度
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八岳山から下って東又峠まで行くので、もちろん道は下り坂となる。
久しぶりの楽な道に最初は嬉しがっていたのだが、すぐにその考えも変わる。何せ「下りも急」なのである。急すぎると逆に足が痛くなる。困ったもんだ。

それでも時々見える奥三河の山々が、気持ちを楽しくしてくれる。
10分ぐらい歩くと、東又峠に到着した。一応ここからが、今回の袖山岳への登山口となる。改めて出発。東又峠から小さな看板に誘導され、またしてもいきなり急な坂に挑む。

たくさんの木々にビニールテープがつけられている不思議な光景だ。木の切り出しに使っている目印なのだろうが、これだけの数をマーキングするのは大変な作業だろう。
等と考えているより先に、「何だこの坂は。。」と口から漏れていた。何せ道がほとんど一色線に登っているのである。ジグザグではないのだ。ようするに山頂に一番近いルートなのだが、平坦な場所がない登り坂のみの登山道になる。

諦めて登る。
あまり人が通らないのか、落ち葉が大量に積もり坂で滑ったりする。休憩も平坦ではないので、足に負担が掛かる。
東又峠に「山頂まで30分」という小さな看板が合ったが、バテバテだったので結局40分ほど掛けて登りきった。
山頂には、これまた小さな看板が木の枝に付けられていただけである。それでも山頂に変わりなし。登頂成功だ。


袖山岳への道 厳しい登り坂 袖山岳山頂


これほど寂しい山頂はあまりなかったので、数枚写真を撮るとそのまま下山する事にした。
登りがきつい坂は下りもきつい、という訳でガタガタ振るえ、滑りまくりながら下る事10分、再び東又峠に戻ってきた。

そしてここから富山村に向けて本格的な下山となるのだが、実はここからがある意味一番ハードだったのかもしれない。
その理由のひとつが、「下山だからもう楽だ」と考えていた事であり、「下山だからあっという間に終わる」と考えていた事であり、「これまで通り道も歩きやすいだろう」と思い込んでいたことである。
これら全て逆となった。

とにかく長い。そして道が悪い。整備されていたようだが、既に木々は朽ち果ていつ崩れ落ちてもおかしくない。そして土砂崩れや壊れそうな橋、倒木、細過ぎる道など上げたらキリがない。登り始めの頃だったらこれほどには思わなかったが、歩き始めて既に4時間以上所経っており、足の疲労も激しい。


朽ち果てた道 朽ち果てた階段 倒木


だんだん登山と言うよりは「冒険」と言った方がよくなってきた。
初心者登山にしては結構激しい道である。疲れで集中力がなくなり始めているので、崖下転落だけには十分注意した。


土砂崩れ どこが道なのか分からない ようやく佐久間湖が見える


途中の休憩で、残ったおにぎりを食べる。既に3時を回っている。6時間以上歩いていることになるのだが、いつ村に到着できるのか分からない。持ってきた水もほとんど無くなっている。間違いなくこれまでで一番厳しい登山となった。
16時、ようやく佐久間湖が姿を現した。村が見える!長かった登山も終わりのようだ。佐久間湖が美しく感じる。

ちなみに出口(東又峠ルートの登山口)に下のような看板が出ていた。


えっ?
通行禁止・・・



道が荒れ果てて通行禁止になっていた。。
通りで。。。そんなとこ、通ってきた訳ね。ああ、やっぱり。。




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